2013/01/22
LUNA SEAが昨年から開催していた【LIVE TOUR 2012-2013 The End of the Dream】を締めくくる6日間の日本武道館が1月20日に開催され、集まったすべての観客を狂乱の渦に巻き込んだ。
3タイプのコンセプトを持つセットリストの中から“RISING ERA”が選ばれ『MOTHER』から『STYLE』時代の彼らの王道とも言える楽曲を中心に披露された。RYUICHIとINORANが序盤から絡み合い、Jがラウドな重低音で煽り、SUGIZOは鋭いリフで切り裂き、真矢は正確に重く捲し立てる。彼らの繰り出す王道の楽曲に観客からは悲鳴のような、怒号のような歓声が会場内に響き渡り、轟音と一体化して、いや、弾けると言った方が正しいかもしれない。進化した驚愕のサウンドが武道館の中を弾けて包み込む。
最新シングル「The End of the Dream」と「Rouge」ももちろん披露。王道を求めるファンにも応え、進化を求める批評家たちにも応えたあまりにもカッコの良い新曲だ。また、ライブ中のMCではアルバムの制作に取りかかることを発表。このツアーで幕を閉じる気は無いようだ。ファンも大喝采で喜びを伝えた。
最終日にも関わらず、メンバー全員が最初から最後まで燃え尽きるように全力でのパフォーマンス。その楽曲たちはすべてが過去の栄光に甘んじたものでなく、終りなき夢を見せつけ、ファンと一緒に歩んで行きたいと叫んでいた。
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